近視増加の背景
大戦後、人類の発展に伴い、近視の人は世界的に増えています。
遠くよりも近くを見る機会が多くなったためといわれています。
近くをみる機会というのは、現代ではスマホ、パソコン、ゲーム、テレビ、読書、勉強などが該当しますが、それらは我々の生活とは切っても切り離せなくなっています。
この近視化は子供の時期にみられ多くは10代後半まで続きます。
近視予防にはどうしたらいいか?
近視の進行は眼球の形が楕円形に伸びてしまうためにおこると考えられています。
この眼球の変形を弱くし、近視の進行を抑える目薬(アトロピン)の良好な成績が報告されています。
このアトロピン点眼薬は1日1回、夜に点眼します。
低濃度のため副作用が少なく安全性に優れています。
当院でもご希望の方にはこの治療を行っています。
※自由診療のため公的保険の適応はありません。
オルソケラトロジー
近視抑制効果が見込める治療法として、オルソケラトロジーが注目されています。
オルソケラトロジーは夜の就寝時にハードコンタクトレンズを装用することで、近視を矯正する治療方法ですが、副次的な効果として小児の近視進行を抑制することが学会で報告されています。
当院でもご希望の方にはこの治療を行っています。
※自由診療のため公的保険の適応はありません。